かちーーーーーん。

2006年5月24日
○かちん。

ひさしぶりに、カッとなった。

昨日わきあいあい飲んでいて、
帰りにお会計頼んだら、
いとこがいつのまにか頼んでいた
寿司がまだでていないことに、
伝票をみた店員が気づいらしく、
「こちら、でましたか?」と。
「あ、来てないんで、キャンセルしてください。」
「はい。」
といって、
会計しに戻った店員が、
寿司を持って戻ってきた。
「すみません、こちら、できていたみたいで、
 キャンセルできないんですよー。」

かちん。

「ちょっとまって。
 会計の今持ってこられても困るんですけど。
 持ってこなかったのは
 店のミスでしょう?
 なぜこっちがお金払わないといけないの?」

うちらはけっこうわきあいあい飲んでいて、
くる店員くる店員にも、いとこは
やたらフレンドリーに絡んでいて。
店員にも、なんか、うちらに甘えみたいのが
あったんじゃないかと思う。

実際、私が口を開く前に、
いとこは、自分が全部会計持つつもりだったらしく、
「あー、いいよいいよ。置いてって。
 あ、これ、持ち帰りにしてもらってもいいかなぁ?」
とでも、いいそうな雰囲気だった。

でも、最年長の私が強く出たものだから、
いとこも、「そのとおりだ!」とか合わせて、
店員は、
「少々おまちください。」
といって、寿司を持って戻っていった。
店の厨房入り口付近から、
「えーーーーー!」という女の子の声。

『えーーー、じゃねぇよ、甘えんじゃねぇ。』と思っていたら、

先ほどの店員が戻ってきて、
「すみません。
 では、こちら、キャンセルいたしましたので、
 ○○になります。」
とのこと。

そうとう飲み食いしたし、
本当に引いてるのかわからないんだけど、
その対応に満足して会計して
「すみませんねー。」なんてまた柔軟になって出てきた。

今朝になって急に後悔。

なんか、こう、
たぶん、私の言ったことは正論なんだろうけれど、
いとこはお金持ってたし、出すこともOKみたいだったし、
その場の空気には、どうでもいいことだったのだと思う。
むしろ、私は、空気バスター。

というか、
それまで、ただイトコがいうことに爆笑するだけで、
発言していなかったのに、
最初で最後にして、やっと発したのが、
みんなを笑わせるようなユーモアでもなく、正論。

正論かざして、
それに従う空気に満足して、若干の心地よさはあって。

・・・これ、父と一緒じゃないか。

正論て、周囲の顔を真顔にさせる。
「うん、そのとおりだ!」なんてね、熱くなったくらいにしてね。

そこに、一種の昂揚感はあるだろうから、
その感覚が気持ちよくて、
正論ぶつけあってヒートアップするオヤジたちもいるだろうな。

だから、どうした、と。
ヒートアップすると机上の空論に陥りやすい。

正論吐くなら、感情交えず、穏やかに話せと。
そうじゃないと、
私が父に感じていたように、
「目的が、内容の解決でなく、
 全員を掌握して君臨することなんじゃないだろうか?」
と、疑われる。
言い方が威圧的になるとね。

話しそれた。

ユーモアで、空気をまとめていたイトコと、
正論でショウアツしてしまった私。

なんか、こう、
ちっさいなぁーーー、自分!
ていうね。かんじ。

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