いい加減。

目を、背けるのはやめよう。

今日、友達には、全部、話した。

付き合う前、彼だったら、
別れても、バイトだし、いつか辞めるだろうから、
あと腐れないんだけどな、
なんて思ったこともある。

付き合っている時、
彼が就職できたら（条件付）結婚したかった。
できないようなら、いまはこのままでいて、
そのうち、
他にいい人ができそうだったら、乗り換えようと思っていた。
実際、男友達に、気なる人がいた。
でも、その人の気持ちがこっちを向いていなかったし、
だから、まだ、彼をつないでいたかっただけだ。

せめて、自分を養える給料くらい、
自分で稼げる人でないと、結婚は考えられないと考えていた。

彼を、
かわいい、いとおしい、とは、切実に思えても、
人としてをひっくるめて、
あなたが好きです。
という言葉は、どこかで違うと思っていた。
正直、現実の世界を渡っていける、生きる力がないと、厳しい。

こういう、理性的な自分の声を、
ずっと感情の下に埋まらせたまま、ここまで来ていた。

自分の、利己的で、打算的な部分を、
認めたくなかったのかもしれない。

『いい人』で、いたかったのかな。

「こんなに愛してるのに。
　決して怒らずに、苛立ちもせずに、
　全部許して、おおらかな愛情を注いでいるのに。
　振られたのに、それでも、待ってる。
　見て、この深い愛情を。私悪くないでしょ？」

そう、見せたかったのか？
そして、
彼のほうが、わがままでずるい、と、
見せたかったのか？

いい加減、やめようよ。

嘘つくのは。

彼は、私を嘘つきといっていた。
意味がわからなかった。
でも、いまわかった。
こういうこと、全部だ。

私の打算も、計算も、全部、わかってるんだよ。

前に進めないのは、心の傷とか、
それだけのせいじゃない。

自分で、自分に納得がいっていなかったから。

・・本音は、全部出した。計算も打算も。
今日は、逆に、感情面抜きだけれど。
分けないと、自分が泥沼化してしまう。
理性と感情の矛盾に。

何が足りないのか、
また、誰かと信じあいたいから。愛し合いたいから。
考察せんと・・・

・・・ねむ・・。
続きはまた今度・・。