あまい。腹が立つ。

2006年12月15日
映画館で、
「武士の一分」を観た感想があって

『自分の大切なことや人が、自分の命と引き換えで助かるのなら、
 自分の命と引き換えてもいいと、私も思いました。』

・・・・。

いいけどさ。そう思うのは。
けどね、逆じゃないの?、と、思う。
じゃあ、お前が生き残れ、と。

大切な人をなくした世界で、自分だけ何十年も生きてもみろよ。

と、思う。

自分を犠牲に相手を助けたい、と、思うのは、
本人の欲求だから自由だけれど、
それが、相手のためだ、と、思っているのなら、
傲慢なんじゃないの?

と、思う。

勝手に、正義感などという、かっこいい名前を付けて
浸らないで欲しいもんだ。

考え方や価値観の違いで、いろんな意見があるとは思うけれど、
「自分を犠牲にすること」が
美徳である、みたいな、変な価値観が充満しているのが嫌だ。

助けられたほうは罪悪感でいっぱいかもよ?

なんにせよ、
状況と、相手のタイプをよく見極めて、
何が、相手にとっての幸せなのかを考えて行動して欲しいもんだ。
ただの美徳や自己満足じゃなくてさ。

自分にも、こういう勘違いした節があるだけに、
腹が立つ。

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