07.7.10-夕方の空。

2007年7月12日
午後6時〜7時ころの、空。
夏にしては、肌寒い空気。雨の後?
青空の3分の2ほどをまばらに覆う雲。
すきまから見える空は、まだ明るくて、水色。
赤く染まっても、いなくて。
空気の寒さを映したような、
わずかに見える空の水色と、雲のグレーと、雲のふちの白。
こんな季節の、こんな時間に、こんな空なんだと、
不思議に感じて、レンタル屋の帰り道、ずっと見上げながら
自転車をこいでいた。
スーパーによって出たら、夕暮れが始まっていて、
それは見たことがあるような、綺麗な夕暮れの空。
冷たい水色に、かすかなオレンジが混ざりこむ。
水色とグレーと白とオレンジ。
雲のふちが、光るように、オレンジ。
「間」というのは、神秘的なんだ。
夜と朝の間。昼と夜の間。春と夏の間。夏と秋の間。
はっきりしなくて、移り変わっていくはかなさで、
切ないほど綺麗に写る。
だから、そうじゃなくて、
夕暮れの前の、空。オレンジが入る前の、
水色と灰色と白の空が、そして空気の冷たさが、
なんだかすごくかっこよく思えた。
オシャレなデザイナーが設計した欧州の家具のような。
冷たい色の、グラデーション。グレーが入ってかっこいい。
わずかなふちの光がかっこいい。

夕暮れの空は、センチメンタルすぎて、
切なさは、寂しさに似ているから。

だから、きっぱりした昼間のかっこいい空。
素敵な空。

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