一瞬の視線。
もう一歩の踏み込み。
そういうところに、気持ちはちゃんとでるのだ。
その時、その瞬間の、衝動に駆られた記憶は、たしかにある。
それが、一瞬の視線に。
もう一歩の踏み込みになって、相手に伝わったのかもしれない。
ただの仲間としては、ありえない距離感として、伝わったのかもしれない。
それで、動揺させたのかもしれない。
こちらから、乱したのかもしれない。
ほんの一瞬、
たった一歩なのだけれど、
動揺を誘うには、十分だったりするのだ。
誰だって、それを察知できるくらいは、敏感だよ。みんな、ね。
だからこそ、
その時の一瞬の衝動が、悔やまれる。
コメント