広大無辺

中学の時の、座右の銘。

そのころ、クラスでの人間関係が上手く行っておらず。
からかわれがちな日々に滅入っていて、
そういうことで、クヨクヨしたり、落ち込んだりしないために、
選んだのだけれど。


いまは、違う意味で、必要だな、と。

最近、やっぱり、家を持ったとたんに、
人を家に呼びたがる友人たちが腹立たしくて。

「遠いけど、遊びにきてね」なら、かわいい。

「家建てたから、遊びにおいでよー」だの
「いつでもおいで！」だのは、

おいおい、なんで上から目線だよ。
遊びに来てほしいのは、そっちのほうでしょう？

「家にまでわざわざきてくれる人、なかなかいないから、
　でも、家に人、呼んだりしたいんだ。」

ぐらい、素直にいってみろ、とか思ってしまう。


でも、なんか、なんでそんなことでカリカリしてるのかな、と。

自分だって、相手が欲しがってもいないのに、
地元では人気のお菓子を土産に買ってきては、
相手がありがたがるのを、勝手に期待したりする。


相手が、そういう高慢な態度に出ていることに気づいていなくても、
相手の家を訪れることで、相手が喜ぶなら、
合わせてあげたらいいじゃないか、と。
「いいの～？」とかいって、下手にでてあげたらいいじゃないかと。。

どうすれば相手が喜ぶかが分かっているなら、
喜ばせてあげたらいいじゃないかと。。


そういう意味での、広大無辺。
（たぶん普通はこういうふうに使わないと思うけど）


心を広く持って、身近なひとを幸せにしてあげよう。

きっと、自分だって、
いろんな人からいっぱい大目にみてもらって、
いっぱい、よくしてもらっているんだもの。。