9月4日の日記

北海道から東京に出てきて、
１０年経ってからやっぱり北海道に戻った人の話を聞いた。
帰ってからしばらくして再開したら、
すごくいい顔になっていて、やっぱり無理してたのかなって思った、と。

胸がちくっとした。

前の会社の人は、
やっぱり地方からこっちに出てきて、
慣れるまで５年かかったって聞いた。

人それぞれなんだとは思う。

きっと、自分らしくいられる場所を
見つけられるかなんだと思う。

たぶん、今の私はまだ
こっちにいるより、地元に戻った方が幸せだと思う。
こちらでは友達が少なすぎる。

たぶん、基準はそこだと思う。自分にとっての。


今日の飲み会はよかった。
自分の中のコンディションがよかったかも。
からっぽで落ち着いているから、
人の話をよく聞けた。

それで、人とゆっくり接して何かをチャージできた気がする。


昔の日記を読み返したい。

自分が何を思ってこっちに出てきたかったのか。
何を大事に思っていたのか。

心に、いろんな衝撃を受けていたんだ。
忘れているしまっていることがあると思う。




家族も地元の友達も
何もない場所で、ただ一人、立つ。

潔く見えても、かっこいい気もするけど

だめなんだ、それは。

話せる人、頼れる人、遊べる人
心を開ける人、和める人

ちゃんとそういう人が周囲にいてくれないと
ダメなんだ。

自分が、そう思える人が多いほど
自分は「幸せ」なんだと思う。



もしも。
そういう人が少なくて、
こちらにいることが幸せに思えない気がしても

ただ、唯一
今のチームに所属していることは
私にとってここにいる理由になる。

たとえ好かれていなくても
チームの人達がみんな好きだ。
踊ることも。

はじめて見学に行った時
「ここにずっといたい」と思った。
なんだか、運命の出会いをした気分だった。

執行部の人達の人間性だと思う。
家族のような温かさを大事にしている。


それでも。

ここにいるのには
野望があったはず。

それを忘れていいのかな。

世界を変える・・って
人類愛からきていたはず。
他人の幸せを願っていたはず。


そっか・・・自分の立ち位置が不安定で
他人の気持ちまで考える余裕もなかったのかな。

最近はどういうわけか落ち着いてる。

掃除って、やっぱりいいのかも。
気持ちがすっきりする気がする。

衣類とかどうにかしたほうがいいな・・・。